動点P ただし摩擦はないものとする

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2021年1月1日は晴れて暖かい日だった

お題「ささやかな幸せ」

 

2021年最初の1日目も、それまでとは変わらず24時間で過ぎていきます。当然のことなのですが、それすら不思議に思えてしまうほど、イレギュラーな日々に翻弄されてきました。

 

結婚して初めて東京で過ごすお正月。雪、無いですね。例年はこんな景色を見ながら、チラチラと降ってくる雪の中、初詣に出かけていました。

雪を頂く立山連峰(2017年撮影)

 

今年は近所の天神様へお参りに。フィジカルディスタンシングの実施と、手指消毒完備の参道。これからのスタンダードになっていくのでしょうか?神秘的だったり、荘厳だったり、非日常を楽しむ機会が消毒されていく…。なんだか複雑な気持ちです。

 

 

テレビの番組も、お正月っぽさが少なくなっているような。テレビ関係で働く人達の「働き方改革」が進んできた成果かな?人気ドラマの一挙放送とか、有難いです♪

 

とはいえ、あまりにも通常営業だと、それはそれで寂しいので、自分のPCからお正月っぽい写真を探してみました。

 

飛行機から見た朝焼けの富士山(撮影:2018年12月24日)

飛行機から富士山が見えた\(^o^)/(2018年クリスマスイブ撮影)

お、お正月っぽいね。

 

初詣帰りに見える景色(2017年1月2日撮影)

そうそう、徒歩での初詣も初めてだった。いつもは車で1時間、雪の中行列で1時間、正座でご祈祷待ち1時間…と、なかなかにハードな元旦行事なのですよ。今年はのんびりと、ぽかぽか陽気で、お正月感が薄かったです(;'∀')

 

伊勢神宮の鶏(2018年冬撮影)

そういえば、お賽銭箱までの列を乱さないことに気を取られて、神社の様子を覚えていない。注意力もアルコール消毒されちゃったね…。今は鳥インフルエンザも猛威を振るっているとかで、去年の暮れに伊勢神宮へ行ったときは、鶏さんに会えませんでした。残念なので、以前撮影した写真で「縁起物」追加です。

 

透明標本@箱根水族館(2016年のクリスマスに撮影)

年末に訪れていた箱根神社へも行けなくて。これまでのアタリマエがひっくり返った2021年です。

 

これまで、寒いとか、遠いとか、面倒くさいとか思っていた年中行事も、突然に失われてしまうと、寂しいものですね。

 

アタリマエに続けてきたことが、実は「普通の幸せ」を作っていた。頭ではわかっていても、体験しなければわからない感情や感覚がありました。これからも、しばらくの間は、たくさんの「些細な幸せ」を奪われ続けるのでしょうね。

 

新年早々、諦めることを覚悟するとは、小説のネタみたいです。いつか、これをネタに長めの文章を書こうと思っています。