2021年最初の1日目も、それまでとは変わらず24時間で過ぎていきます。当然のことなのですが、それすら不思議に思えてしまうほど、イレギュラーな日々に翻弄されてきました。
結婚して初めて東京で過ごすお正月。雪、無いですね。例年はこんな景色を見ながら、チラチラと降ってくる雪の中、初詣に出かけていました。
今年は近所の天神様へお参りに。フィジカルディスタンシングの実施と、手指消毒完備の参道。これからのスタンダードになっていくのでしょうか?神秘的だったり、荘厳だったり、非日常を楽しむ機会が消毒されていく…。なんだか複雑な気持ちです。
テレビの番組も、お正月っぽさが少なくなっているような。テレビ関係で働く人達の「働き方改革」が進んできた成果かな?人気ドラマの一挙放送とか、有難いです♪
とはいえ、あまりにも通常営業だと、それはそれで寂しいので、自分のPCからお正月っぽい写真を探してみました。
お、お正月っぽいね。
そうそう、徒歩での初詣も初めてだった。いつもは車で1時間、雪の中行列で1時間、正座でご祈祷待ち1時間…と、なかなかにハードな元旦行事なのですよ。今年はのんびりと、ぽかぽか陽気で、お正月感が薄かったです(;'∀')
そういえば、お賽銭箱までの列を乱さないことに気を取られて、神社の様子を覚えていない。注意力もアルコール消毒されちゃったね…。今は鳥インフルエンザも猛威を振るっているとかで、去年の暮れに伊勢神宮へ行ったときは、鶏さんに会えませんでした。残念なので、以前撮影した写真で「縁起物」追加です。
年末に訪れていた箱根神社へも行けなくて。これまでのアタリマエがひっくり返った2021年です。
これまで、寒いとか、遠いとか、面倒くさいとか思っていた年中行事も、突然に失われてしまうと、寂しいものですね。
アタリマエに続けてきたことが、実は「普通の幸せ」を作っていた。頭ではわかっていても、体験しなければわからない感情や感覚がありました。これからも、しばらくの間は、たくさんの「些細な幸せ」を奪われ続けるのでしょうね。
新年早々、諦めることを覚悟するとは、小説のネタみたいです。いつか、これをネタに長めの文章を書こうと思っています。