我が家的お盆休みの最終日。
6時前から目は覚めていたけれど、
「ここで起きたら負けだ!」
という謎のプレッシャーから、起きていない自分を装っていた。
(ちょうど、こんな感じ)
暫くして、これまで何度となく見てきた『夢の中の家』で目が覚めた。
巧いこと二度寝が決まると、この建物に辿り着く。
謎のタイル張りのトイレ。
タイルを踏む足裏の感覚、トイレを仕切るカーテンレールの音、偶然居合わせる人物達の会話、どんどん「現実」が立ち上がってくる。
いつもの夢だ。
細かい描写は避けておくが、この夢の中で難儀した後、
不思議と幸運が舞い込むのだ。
夢の中でも「大丈夫、まさか夢だなんて気付いていませんから」という姿勢を貫くと、不思議な世界を堪能できる。もう一段の幸運が重なると、夢の内容を明確に記憶したまま数日を過ごすことができる。