今年は春から様々なものに翻弄され、気分的には2月末くらいのまま、7月に足を踏み入れてしまいました。驚きです。地球は着々と熱へ向けて、熱と雨を降らせているのですね。
なんとも言えない閉塞感があるとき、どういうわけか手芸がやりたくなります。子供の頃から。小額2年生で既に、展開図を見ながら立体ビーズのマスコットを作っていました。初めて作ったマスコットは、忘れもしない「ヒヨコ」です。
今回は、20mのテグスに、様々なサイズの緑色のビーズを編み込んでみました。色も数も気分次第にバラバラです。かぎ針で鎖編みをするときに、ビーズも一緒に編んでいくだけ。超簡単ですが、量ができるとイイカンジに涼しげでキラキラです。テグスにビーズを通すところから初めても数時間で完了するので、しばらくはこの遊びで不安を紛らわせそうです。
小さくてキラキラ光るビーズ、すっかり「光の球」になってしまいました。これが年を取るということなのですね。ただ、昔取った杵柄という言葉の意味を実感したのもビーズ編み。いちいち穴の位置やテグスの様子を目視確認すること無く、淡々と「手が」作業を進めていってくれました。記憶ってスゴイ。
この「手が覚えている」という感覚、本当のところはどこが何を覚えているのでしょうね?眼鏡を間違えてには2月末くらいのまま、7月に足を踏み入れてしまいました。驚きです。地球は着々と熱へ向けて、熱と雨を降らせているのですね。